2011.11.28 Monday
石巻・南三陸
11/26から28まで,石巻と南三陸に行きました。戸倉漁協の再建支援の話し合いと、石巻の尾崎地区の様子をこの目で確かめることが目的でした。
尾崎地区に入るには,大川小学校を通ります。沢山の方々がお参りにきていました。
12月には,街灯の他に,クリスマスツリーを捧げられるための電源を新たに寄贈します。皆さんのご支援を「つながり・ぬくもりプロジェクト」の「太陽光発電」にお願いします。
尾崎地区は,大川小から車で約10分,北に上がります。
地盤が低くなり,ほぼ、海面と同じ高さに,50件程の家々がならぶ漁村です。電気の復旧の予定はいまだありません。
この地の支援を強く願っているのが,太陽光発電チームの現地の柱、新沼君です。
この車,太陽光発電を乗せていて,丸鋸等も使えるんですよ。
この地には土器がでてくるとの,漁師さんの話。太古の昔から,この地で人々は暮らして来たのでしょう。幾度とない津波の度に,上を切り開きながら,家を造り直し,漁を続けてきたのでしょう。きっと,今回も,そうなるでしょう。
3.11以降、牡蠣の育ちがとても良くなったと,船の手入れをしながら漁師さんは話をしてくれました。新しい船も,注文しているそうです。
復活のポイントとなるのが,三条造船です。この造船所の再開が,漁師さん達の暮らしをより確かな物にする、皆の希望の星、なのです。
クレーンやモーターを廻すために,太陽光発電の支援をしたい。350万円くらいあれば可能です。何十人と言う人々の暮らしが,営々と続いて来たこれまでの流れに戻る、その土台となる支援です。
28日は南三陸です。4月に支援した津の宮荘に泊めて頂きました。この民宿も,再開が間近です。
海にも沢山の船が走っていました。点々と浮かんでいるのは,新しいわかめの養殖用の浮きです。
下の写真は,寺浜の生活センター前の空き地に建設中のドームハウスです。センターにつけていた太陽光発電をここで活用する予定だそうです。
被災地は変りはじめています。前へ動き出していました。その動きを具体的な形にするための支援が、太陽光発電にも求められているなと,強く感じました。