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チャド報告
 チャドの帰還難民の女性たち(女性組合を形作る)が、太陽電池を作り始めてから、一年が経過しました。ソーラーネットは、2015年度2回現地を訪れ、夏には5人のチャド人を日本で受け入れて、研修しました。
 ここでは、20161月早々から始めた第3回目の訪チャド事業を中心にお伝えします。
14日に3人の若者が飛び、3週間遅れで2人のおじさんが合流。214日に、3人がチャドを離れ、314日に2名の若者が帰国する、かなり変則的な行程となりました。その訳は、後ほど。
 まずは実際行なったことは、次のことたちです。
1. 女性センターの電気環境の整備。
2. 太陽光発電によるバックアップシステムの導入
 センターの電源は一台のジェネレーターだけに依存しています。これからの脱却のために、大きな太陽電池による電源供給のシステムを設置しました。

3. ミニソーラーホームシステムの作り方を伝える。
4. 充電ビジネスの改良
5. 女性組合員への内部講習会の開催
6. ソーラーポンプシステム
 私たちの宿舎となっていたUNICEFの宿舎に設置されていた動かないソーラーポンプを、川上氏とポンプ担当の山本氏の2人が、修理し直しました。
 このサイト、10,000人くらいが住んでいます。今まで人々の飲み水は、UNICEFにあるジェネレーターで動く交流の井戸ポンプによるものだけでした。このジェネレーター、今は石油が高いとの理由で、1830分から2230分の4時間しか稼働しません。夕刻になると子供たちが何十人も並んで、順番を待っています。
 ソーラーポンプの復活で、サイトの生活は格段に安定し、変化します。写真は、復活したポンプの水を汲んでいる光景です。
 水は電気よりも、大切です。今回の事業でもっともジーンと来た光景でした。
 
7. その他
 太陽電池の事業と平行して、田んぼのプロジェクトも行なわれていました。サイトから車で15分くらいの所にある川辺です。見学に行く機会がありました。砂漠化している地域、それでも水辺にはたくさんの生き物たちが集まります。ほっとする地域です。
 
 
 さて、ここで、今回の事業の最大の問題点を報告します。
 日本からの荷物は、11月末には、送り出し可能な状況でした。しかし、色々なトラブルから遅れに遅れ、急ぎ便として出した航空便の荷物が現地についたのが、201634日になってしまいました。
  今回に限らず、チャド事業、第一回目は、ジェネレーターの不備、第2回目は半田ごての全滅騒ぎ、と、色々と楽しませてくれます。あまりにきちんとしすぎているわが国と、足して二で割るとちょうどいいのかなあ。
 
 サイトと川の間には、大きな市場のスペースがあります。木曜はお祭り規模で、月曜日はこじんまりと、店が立ちます。今年は常設の店も立ち始めていました。この一角に女性組合のカフェが店開きしていました。このカフェでお茶を飲んでいると、女性たちの力が、徐々に発揮され始めているなあ、と感じることができます。暮らしを自分たちで造って行くと言う、女性たちの太古からのエネルギーです。それを壊すのは、ひとえにそしていつも、イクサ、です。
 イクサさえなければ、人々は暮らしを安定させるために、黙っていても動き出す。特に女性たちの力は大きい。一年前のティシと、今回のティシとでは、そんな生活の丸く確かなエネルギーを感じさせてもらいました。
 支援する側はどうしても上から眺めてしまいがちです。「だから田舎者は困る」そんな、思いになりがちです。支援を受ける側は、もらい慣れして、少しでも楽に多くを手にしようとします。その溝を埋めて行くのは、そして、支援活動の目的地である「現地の人々が自分たちで決めて動く」にまで到達するためには、多分、お互い(この場合は、現地の人々、IOM、ソーラーネットの三者になると思います)の、信頼関係なんだろうなと、思います。多分、私が、今回現地で感じた「丸いエネルギー」は、私自身の彼らに対する視点が変わったからかもしれません。
 どうしたら、手作り太陽電池を、彼ら自身で継続して製作して行くことが出来るようになるのか、ひとつひとつ課題を洗い出して、2016年度につなげたいと思っています。
 でも、「手作り太陽電池」は、彼らの暮らしの中のほんの小さな一つの選択肢でしかないことだけは、肝に命じておきたいですね。
                           
 
 
 
 
 
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